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バックスピントロフトで決まる飛距離


 

 ゴルファーの間で最も流行っていることのひとつが、ロフトの小さいドライバ一を

買うことです。ロフトを小さくすればするほど、飛距離力斗申びるという理由

 

 で。これは理にかなっているように聞こえますが、ドライバーと3番ウッドに限

 っては間違っていますo 8度、9度、10度、さらに言えばll度のドライバーを使

 うのをやめて、もっとロフトのあるドライバーを使い始めるだけでティーショッ

  トが最低10~12ヤードは伸びることを、ほとんどのゴルファーは知りません。

 そう、これが真実です。大部分のゴルファーが潜在能力を最大限に活かし、ボ

 ールをもっと遠くに飛ばすには、もっとロフトのあるドライバーが必要なのです。

   すぐには信じられないというのは、よくわかりますO詳しく説明しましょう。

   このちょっとしたミステリーを演じている主な役者はバックスピンとロフトと

スウィングスピード、そして 「ブロー角」という名前で知られているスウィング

の一要素です。  ブロー角はインパクトするのが、ヘッドが下降しているときか

(ダウンブロー)、地面に対して水平なときか(レベルブロー)、上昇していると

きか(アッパーブロー) を示すのに使われる表現です(図を参照)。

   さて、私はロフトがあればあるほど、ドライバーの飛距離は伸びると言いまし

た。これを科学的に言正明することは可能ですが、ややこしい式を持ち出しても退

屈でしょうから、こんなふうに説明してみます。

 

 

 

※ブロー角はへッドがボールに当たるのが、スウィングが下降しているとき

か、地面と水平になっているときか、上昇しているときかを示します。テイーシ

ョットの飛距離を最大限に伸ばせる最適なドライバーのロフトを選ぶときに考慮

する、とても重要な要素です。

 

 

アッパーブロー

 

 

例えば、ホースで目標物を狙った場合、

あなたは水圧をできるだけ高くして、45度でホースを構えるべきです。そうし

ないと、目標物に届きません! "ロフトをもっと小さくするど引力につかまるのが早すぎて、

水はあまり遠くに飛びません。

また、ホースを上に向けすぎると、最適な"打ち出し角"が得られず、水の力は高く

上がることに無駄使いされて、目標に届かないうちに落下します。

この例でわかるように、水を最も遠くまで飛ばせる角度は、ホースを持つ角度

(ロフト)と、水がホースの先から発射される速度(スウィングスピードノボー

ルスピード) によって決まります。ティーショットも同じです。ボールの飛距離

は打ち出し角で決まり、打ち出し角を決める要素は第一がヘッドのロフト、第

二がブロー角、第三がボールがへツドを離れたときの速度です。

ダウンブローでスウィングスピードが遅いほど、ドライバーの飛距離を伸ばす

ためにはロフトを大きくする必要があります。逆に、アッパースウィングで打っ

ていて(アッパーブロー)スウィングスピードが速いほど、飛距離を最大にする

ためには、ロフトを小さくする必要があります。だからこそ、全米規模のドライ

ビングコンテストの出場者たちは5〜7度のドライバーを使っても、ボールを高

く打ち上げて、とんでもない飛距離を出せるのです。彼らは正確にアッパーブロ

ーで打てるように訓練しているので、ロフトの小さいドライバーで飛距離を出せ

るというわけです。言いかえれば、あなたのクラブヘッドも、あなたのスウィン

グスピード、そして何よりもブロー角に合わせる必要があるのです。

これでもまだ信じられなかったら、下記の図の数字を見てください。40m/s (毎

秒)のスウィングスピードで、ブロー角が+2.5度のアッパーブロー、これが平均

的な男性ゴルファーがドライバーで打つときの数値です。"ホースの水"が最も

遠くに届いたのは、ホースを向けた方向(ロフト)が上を向いたときで、下では

ありませんでした。この傾向はロフトが13度になるまで続き、それを超えると、

飛距離はまた縮みます。ダウンブローあるいはレベルブローの場合、最大の飛距

離を出すためには、さらに大きなロフトが必要になります(自分のブロー角がわ

からない? ご心配なく。ブロー角の見極め方については、後述します)。

これでもまだ9度のドライバーを買うつもりですか? それなら49m/sのスウ

ィングスピードを出し、アッパースウィング気味に打つべきでしょう。

 

 

※ドライバーの飛距離に対する打ち出し角の影響

 

 

 

 

 

 

 

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