アイアンのロフトとライ角を修正する方法はとても単純で、経験豊富なクラプ
メーカーであれば、たいていはできます。中世の拷問器具の小型版のような機械
で、クラブのロフトとライ角を計測し、修正します。まず、アイアンやウェッジ
を1本ずつ機械に固定し、ロフトやライ角を測ります。そして、専用レバーの鉤
型の先端でホ一ゼルをつかみ、適正な角度まで、文字通り、力を加えて曲げるの
です。
経験豊富なクラブメーカーには朝飯前の仕事です。
ライ角のフィッティングと調整をすれば、少なくとも、その後ショットが曲がったら、
それは自分のせいで、クラプのせいではないとわかります 。
手短に言えば、大部分のアイアンのライ角は簡単に調整できます。米国では
たいていのクラブメーカーがフィッティングと調整の両方を1本5ドル程度で請
け負っており、1本のアイアンのライ角を合わせて曲げるのに、全部で1時間も
かかりません。しかしながら、たいていのウッドはヘッドの金属が硬すぎるうえ
に、中が空洞になっているのでメタルが伸びず、曲げられません。ただ、ウッド
はロフトが小さいので、ライ角が合わなくても、方向のズレが少なくて済みま
す。したがって、ウッドのことは気にしないで、アイアンのライ角を合わせるの
に時間を使いましょう。
※動的ライ角フィッティングを行えば、ゴルフアーの姿勢や
スウィングに合った正しいライ角にするには、どのくらい調整した
らいいかがわかります。
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