ウッドクラブに「ウッド」という名前が付いたのは、私たちの打球がいつむ林
に入るからではなく、このクラブがもともと木で作られていたからです。ゴルフ
ボールを思いきり叩いても耐えられる強さと密度を求めて、何世紀もの間あらゆ
る木を切り倒した後、ついにクラブメーカーは金属に目を向けました。未だに
「ウッド」と呼ぶのは単なる伝統ですが、ゴルフ中継でアナウンサーが、この選
手は「3番メタル」で打ったと言ったら、何だかおかしいでしょう? もし、あ
なたが"木のウッド の時代に育ち、思いきり笑いたいなら、屋根裏から"木の
ウッド を引っ張り出して、子供を連れて練習場に行くといいでしょう。そして
形、性能、感触について、感想を訊いてください! でも、誤解しないでくださ
い。"木のウッド はまだ使えます。綿密に設計された"チタンのウッド"には
敵いませんが、(かねてから評判の)スウィートスポットで打てば、かなりいい
線までいくはずです。"メタルのウッド との違いは、"メタル"はドライバーを
大きく設計することが可能で、強く打ってもボールがエネルギーをあまり失わな
い点にあります。"木のウッド は、たとえばスウィートスポットから1センチず
れただけで、ヘッドが大きく回転して、第2打でグリーンに乗せるのがかなり難
しくなります。でも"メタル"なら1センチはずしても、"木のウッド ほどへッ
ドが回転せず 、いつものミスショット程度で済むでしょう。
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